【超基礎】株とは何か?株価が上がったり下がったりする仕組みをわかりやすく解説

最近、

  • 日経平均が高値更新

  • 株価が上がっている

  • コロナ禍なのになぜ?

といったニュースをよく見かけますよね。

「そもそも株って何?」

「どうして値段が上下するの?」

そう思ったことがある人も多いはずです。

この記事では、株の仕組みをゼロから理解できるように、できるだけシンプルに解説します。

株とは何か?一言でいうと「会社の所有権」

結論から言うと、

株とは「会社の所有権を細かく分けたもの」です。

少し具体例で考えてみましょう。

例:カフェを開きたい人がいたら

ある人が「カフェを開きたい」と考えたとします。

開業資金は 1,000万円 必要。でも、自分で用意できたのは 400万円 だけ。

残りの600万円をどうするか?

そこでこんな提案をします。

「みんなでお金を出し合って会社を作りませんか?

出資した金額に応じて、この会社の持ち主になれます」

このとき、会社を 1,000株に分ける とします。

  • 1株 = 1万円

  • 100万円出した人 → 100株(会社の10%)

  • 200万円出した人 → 200株(会社の20%)

こうしてできたのが「株式会社」です。

👉 株=会社の持ち分(所有権) というわけです。

株を持つと何ができる?

株を持つと、主に2つの権利が得られます。

① 経営に参加する権利(議決権)

会社の方針は、持っている株の割合によって決まります。

たとえば…

  • Aさん:400株

  • Bさん:200株

  • Cさん:200株

  • Dさん:200株

この場合、意見が割れたら「より多く株を持っている側」の意見が通ります。

つまり

👉 株を最も持っているAさん→発言力が強い

ということです。

② 利益をもらえる(配当)

会社がうまくいって利益が出た場合、

「利益の一部を株主に分けましょう」

という形でお金が配られます。

これを 配当 と呼びます。

たとえば

「出資額の5%を配当として支払う」と決めた場合、

  • 100万円出資 → 5万円

  • 200万円出資 → 10万円

が受け取れます。

これが株を持つメリットの1つです。

会社が成長すると「上場」を目指す

カフェが順調に成長し、次は全国展開したいとなったとします。

すると、さらに大きなお金が必要になります。

そこで登場するのが 上場(じょうじょう) です。

上場とは、

株を「証券市場」で誰でも売買できるようにすること

です。

株を売買する場所を 証券市場 と呼びます。

上場すると、一般の人もその会社の株を買えるようになります。

株価はどうやって決まる?

上場時には「最初の株価」が決められます。

これは会社の業績や将来性をもとに、証券会社などが評価して決定します。

たとえば

もともと1株1万円だった会社が、

  • 実績が良い

  • 将来性が高い

と評価されて

1株10万円で上場 することもあります。

株価が動く仕組み

上場後の株価は、シンプルに言うと

「買いたい人」と「売りたい人」が一致した価格

で決まります。

株価が上がるとき

  • 将来性がある

  • 業績が良い

  • 安定して利益が出そう

  • 成長しそう

と思われると、

「今より高くても欲しい」という人が増えます。

すると高い値段でも取引が成立し、

株価は上がっていきます。

株価が下がるとき

逆に、

  • 業績が悪化した

  • 不祥事が起きた

  • 将来が不安

となると、

「持っていたくない」「売りたい」と考える人が増えます。

買ってくれる人が現れるまで価格を下げる必要があるため、

株価は下落します。

最悪の場合、会社が倒産すれば株の価値はゼロになります。

不景気になると株が売られる理由

株は「リスクが高い資産」に分類されます。

そのため、世界的な不安が起こると人はこう動きます。

  • 株 → 売る

  • より安全な資産へ移す

代表的な「安全資産」は以下です。

  • 国債(特にアメリカ国債など)

  • 信頼性の高い通貨(円・ドル)

  • 金(ゴールド)

コロナのような危機が起きると、

「とにかく安全な場所にお金を避難させよう」

という動きが強まり、株価が一斉に下がります。

逆に、株価が上がるタイミングとは?

将来が明るく見えてくると、

  • 景気回復の期待

  • 不安の後退

  • 政策による後押し

などによって、人々は再び株にお金を戻します。

株は

・ 配当がもらえる

・ 値上がり益が期待できる

というメリットがあるためです。

この流れが起きると、株式市場全体が上昇していきます。

なぜ最近株価が高いのか?

日経平均やNYダウが高値を更新している背景には、

  • ワクチン開発による先行きへの安心感

  • 世界的な金融緩和

  • 政治的混乱が比較的落ち着いたこと

などがあり、

「これから経済は回復していくだろう」

という共通認識が広がったことが大きな理由です。

まとめ

最後にポイントを整理します。

株とは?

  • 会社の所有権を細かく分けたもの

  • 株を持つ=会社の一部を持つこと

株を持つメリット

  • 配当がもらえる

  • 会社の成長による値上がり益が期待できる

株価が決まる仕組み

  • 買いたい人と売りたい人が一致した価格

  • 将来性があると上がる

  • 不安があると下がる

市場全体の動き

  • 不安なとき → 安全資産へ

  • 明るい見通し → 株へ資金が戻る

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